2016年09月06日

新ルール  2016、2017の適用はいつから。

 5/19 IFABの通達により2016/2017競技規則の改正が通達されました。

その後のEUROの試合や2ndステージのJリーグなどで既にこのルールが適用されています。



まず、キックオフのボールを前方に蹴らず、ダイレクトで後ろに蹴っていることから「新ルール」が適用されていることが一目瞭然で分かります。しかし、これは改正された競技規則のごくごく一部で、今回は大幅なルール改正で、運用の難しい改正部分もかなりの量あります。

ではこの改正されたルールはいつから適用されるのという問題??
Jリーグとはもう変わっているんだから、もう変わっているんじゃないのかな???


さて・・それでは 私達が関係する少年の試合などはどうでしょう?

やはり既に新ルールでしょうか?


・・・ある地域の比較的大きな大会が夏休みにありました。

キックオフを後ろに蹴ってます・・・・もう新ルール適用しているんだ???と


本部にこの大会は「2016/2017」の競技規則に準じますか?と尋ねると・・・

もう、新しい、「ルールブックが審判のところに来ているので、それが競技規則で、新ルールでしょ?」

なんとも、直球なお答えでした。 本当ですか? そっれ?? (間違いではないのですが、かなり無茶ですね)


さて、実際のところどうでしょう、新ルールの適用は。

JFAはJFL Jリーグ なでしこリーグは各2ndステージからのの適用開始日とし、、全国大会は7/23が原則開始日で・・以下引用

現競技規則(2015/2016年)・ 新競技規則(2016/2017年) のどちらを適用するかを各競技会毎 に確認し、競技会規程等に明記す る。また、代表者会議や監督会 議、マッチコーディネーションミーティン グの都度確認する。

 



地域、都道府県の主管の試合に関しては大会は

遅くとも、2017年4月1日 (土)



となっています。


ということは4種 少年の都道府県以下レベルの試合は来年4月以降は新ルールでそれまでは大会主催者が適用開始日を大会規定に期すということになっているということです。

前年の大会要項のままなどの大会は「日本サッカー協会 サッカー競技規則に準ずる」といった記載のままだと、要注意です。
都道府県 群市町村 の各主催の大会であれば、主催者が 2015/2016か 2016 /2017競技規則の適用かを明記、公表する必要があることを認識し、審判はどちらの規則なのかを試合開始時に確認しておく必要があります。

都道府県 郡市町村サッカー 協会もまだ、明確化できてないところ多いのが現実ですの、試合前の確認は必須ですね。
それと、これは審判だけの問題ではないので、チーム関係者、競技者が、改正ルールを十分理解する必要があります。


新しいルールブック届いたら ・・・・さあ 新ルールだ。


今回はそう単純にはいきそうもありません。周知期間が必要と都道府県サッカー協会レベルは考え、上級審判への改正の運用説明、各種委員会への講習実施などを経て、ようやく「周知」され、来年の通常運用へと移行していくものと思われます。
・・・・実際 8月にこの適用日のことをネットで調べてもほとんど検索結果にあらわれてきませんでしたね。


協会が関与しない、大会主催者の主管試合は 当然、新ルールを適用してもなんら問題はないのでしょうが、それはそれで、キックオフだけではないので、審判、競技者、チーム関係者に改正ルールが周知されるまで、まだまだ混乱するものと思われます。
少なくとも大会規定に適用の有無(年度)明記してさらなる混乱を避けなけばなりません。


ただ、既にルールは新しい競技規則となっているということは肝に命じ、それがどの試合からなのか、かなり神経を使う必要があります。
ルールは改正された競技規則を全て同時に適用する必要があるので、ローカルルールにありがちな部分適用はNGです。
審判をする方は既に改正されたすべての条項覚えておく必要があり、いつから適用されてもいいようにしておかなければなりませんね。
かなり大変ですよ。

決定得点の機会の阻止、負傷者(FP)のフィールド内での治療、PK時のGK キッカーの反則、ペナルティーマークからのキック(以下PNK)のコイントス、PMKの途中での人数調整の必要性、オフサイドの再開位置、ボールインプレーの概念等々 
しばらくはルールブックを手放せないと思います。

ちなみにですが(まだ公表はされてませんが)私の所属の都道府県・市ではしばらくは新ルールの適用はなさそうです。9月に行われる試合は2015 2016競技規則です。

今回の競技規則の改正点の背景には「公平性」「単純化」があると思われますが、リーグ戦など年度途中から変更することで、改正の目的自体との矛盾が生じることになるなど、各協会がナイーブに扱っているのではないでしょうか? たぶん。

半年間は2つの競技規則を頭に・・・なんで、 審判は結構つらいものがありますね。 !!!



posted by zutto4q at 19:34| Comment(2) | ルール改正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月05日

選手の「不調」による交代

コメントを頂いたので、その話題を元に記事を書いてみましょう。

今回は 選手の「不調」に関してです。 まだまだ暑い日も続き・・・
負傷とは言わないまでも、「熱中症気味」のことはありまし、 WBGT計で管理は必須ですが、
主審やベンチの認識として、準備は必要だと思います。 主審苦手さんからの質問です。

はじめまして。

8人制サッカーで、どちらが正しいのか不明なので教えてください。


選手が自主的に吐き気を申告してきた場合、インプレー中であってもゲームを一時止めるべきでしょうか。それとも自由交代なので所属チームに任せるべきでしょうか。


私がとった行動は以下。(8人制で2人審判の主審という立場)

試合をとめず、所属チームに選手の交代を合図し、選手をタッチライン際に誘導。所属チームが認識したので選手にピッチ外に出ても良いと話しました。


理由は自由交代であること、選手が自分で歩けたこと です。


この行動に対して試合を止めるように所属チームの監督からクレームが入りました。


よろしくお願い致します


回答


選手の「吐き気」の状況次第だと思います。これが判断の重要なところで。

試合が少年の試合で、私であればという前提で。 8人制とい試合の場合の対処です


「負傷」・・・・「出血」では有無を言わせず、フィールドに出すですが。「選手の不調」での対応です。


競技者が普通に言葉を発している、顔色、歩調なども鑑みて、通常の交代が可能かを判断します。


一番軽いケースであれば、ベンチに声を駆け、インプレーのまま、交代ゾーンから交代することを促す。


二番目 ちょっと心配 本人意志を確認 インプレーのまま フィールドの外に出す事を許す。

・・・このあとは本人・ベンチの判断で交代の処理を行う。(交代がない場合もある)


三番目 かなり重篤 すぐに吐いてしまいそう、顔色、歩調が悪く 歩くのは無理。

・・・プレーを中断し、アウトオブプレーにして、選手を動かさせずに、スタッフを入れ、フィールドの外に出して対処することを促す。(かなりの確率で交代になる)


実際は1番目のケースが多いと思われますが、三番目は 選手・ベンチスタッフの試合前の体調管理にも問題がある場合があるのではないでしょうか?「不調なまま」試合に望む危険を疎かにしてます。1日の間で 2試合目 3試合目とかで発生しがちな現象です。


ファウルとは関係の無い競技者自体に発生した「肉離れ」「捻挫」などもふくめた「不調」も同様に その重篤度合いに合わせて対応して行く必要はあるでしょう。


ただ、少年の試合であれば、試合の流れや、展開、ボール争点の状況で、アウトオブプレーで停止が可能であれば、「早期」の予防的対応ということで早めのケアをして挙げるという配慮も必要だと思います。


競技規則の引用と対応にかんする関連箇所はここです。


第5条

1. 主審の権限 各試合は、その試合に関して競技規則を施行する一切の権限を持つ主審によってコント ロールされる。

2. 主審の決定 決定は、主審が競技規則および“サッカー競技の精神”に従ってその能力の最大を尽くし て下し、適切な措置をとるために競技規則の枠組の範囲で与えられた裁量権を有する主 審の見解に基づくものである。 




以上でいかがでしょう「主審苦手」さん の対処は決してクレームのレベルではないと思います。

posted by zutto4q at 10:51| Comment(2) | ルールブックに書いてある | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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