2017年07月08日

201718 競技規則 改訂 その@

またまた 競技規則改訂です。

昨年の競技規則改訂は、昨今では大幅な改訂であったために、今年はその影響からの改訂(昨年の改訂との整合性を取るため)が多いようで、それほど大きな改訂ではなく、一安心ですね。
でも、昨年の改訂内容とお関連するので昨年競技規則も復習が必要かもしれません。

改訂の内容の浸透は審判だけでなく、競技者にもお周知してもらう必要があるので十分理解して必要があります。
では、改訂のないようを具体的に取り上げてみます。

昨年の規則の改訂で決定的得点得点の機会の阻止において、属にいう「三重罰」を回避するがありました。
  ・・・PK 退場 次節出場停止ですね。

改訂となったのはペナルティーエリア内の決定的得点の機会の阻止で、ボールにプレーしようとしている場合で、ペナルティーキックが与えられる場合は競技者に「警告」が与えられることになりました。 決定的得点の機会の阻止で「退場」ならないのはあくまで、上記の条件の場合のみです。
これに関する条文が13場の「反スポーツ行為」の部分に追記されています。

さて、これと関連して、決定的得点の機会の阻止に該当しないプレーでボールをプレーしようと試みたが 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにファウルを犯して、ペナルティーキックが与えられた場合は従来「警告」が与えられていたが、今回の改訂では「警告とはならない」となっています。  
ボールをプレーしようと試みたが決定的な得点の機会を阻止する反則を犯して、ペナルティーキックが与えられた場合、退場(レッドカード)ではなく警告(イエローカード)となった。この考え方との整合性をとるために、ボールをプレーしようと試みたが反則を犯して、大きなチャンスとなる攻撃を阻止した結果、ペナルティーキックが与えられた場合、警告(イエローカード)とならないようにした。

競技者技が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は様々である。例えば:
• 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにボールを手または腕で扱う。
• 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにファウルを犯す。ただし、ボールをプレーしようと 試みて反則を犯し、主審がペナルティーキックを与えた場合を除く。


整理すると

条件:ペナルティーエリアでの反則 ボールにプレーしようとした結果の反則
決定的得点の機会の阻止の場合
「退場」→「警告」 (昨年の競技規則改訂)
大きなチャンスとなる攻撃の妨害・阻止
「警告」→「警告なし」
 
あくまで、「ボールにプレーしようとした結果の反則」であることを頭に入れておきましょう。
「ボールを手または腕で扱う」「押さえる」「押す」「引っ張る」 「ボールいプレーしようとしていない」
「ペナルティーエリアがのどこでも「警告」となる行為 などの反則は従来どうりの「退場」「警告」です。



これと少し関連して、「決定的得点の機会の阻止」の適用が少し変わりました。

「プレーの方向性」という項目で解釈が変わってます。
従来はゴールに向かっていることがこの「プレーの方向性」とされており、たとえば、決定機でゴールキーパーを交わすためにゴールに対して斜めの方向に方向転換した もしくはゴールから外れた動きの場合は決定的得点の機会の阻止とはならないとされていましたが、

「ゴールに向かっている」という表現に「全体的に・・・動いている」という解釈が追加されています。


競技者が最後尾の競技者または最後尾のゴールキーパーを抜き去るために斜めに動いて反則を受けた場合も、全体的にその反則を犯した競技者のゴールに向かって動いているのであれば、決定的な得点の機会の阻止となり得る

この他 12条以外の「警告」「退場がらみでは

14条 ペナルティーキックに追加記載がされています。

競技者がより重大な反則(例えば不正なフェイント)を犯した場合を除き、両チームの競技者が競技規則に反則した場合、キックが再び行われる。ただし、ゴールキーパーとキッカーが同時に反則を犯した場合:
ボールがゴールに入らなかった場合、キックをやり直し、両方の競技者は警告される。
ボールがゴールに入った場合、得点は認められず、キッカーは警告され、守備側チームの間接フリーキックでプレーを再開する。


ボールがゴールに入った場合は・・・が少し違和感を感じる方がるかもしれません。ボールがゴールに入ったのになぜ??

解釈としてはですね。・・・


 ゴールに入った場合は

   ゴールキーパーは反則を罰せられずに、 「警告もされない」

   キッカーはゴールに入っても(ゴールとならない場合でも)反則となり、間接フリーキックの再開となる。


これは  「より重い」反則(第5条を参照)を罰する考え方に基づき、キッカーを罰することになる。 という解釈によるものです。


PKで キッカーの味方競技者の反則の場合では ゴールであれば、「やり直し」 ゴールとならなければ「間接FK」。

というのとは逆の再開方法となりますので、混同しないようにしばらくは注意が必要ですね。

ゴールキーパーとキッカー同時の反則が前提であることを頭に入れておきましょう。



posted by zutto4q at 05:59| Comment(0) | 警告・退場など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月02日

オフサイドの合図のタイミング

主審を題材にした記事はやはり多いのですが、今回は副審です。
それも、副審の最大の役割である「オフサイドの合図」オフサイド時の副審のフラッグアップのタイミングについてです。

まず、試合前の打合せの時などにも交わされる内容で、主審からは
「ゆっくり目で、プレーに干渉、相手競技者に干渉したら、フラッグアップお願いします。」
というような指示があります。

オフサイドのポジションにいるだけでは競技者は罰せられるませんので、

・オフサイドポジションではない競技者がプレーをする可能性、よくいわれる「2列目」のプレーヤーがプレーする可能性

この状況があり、相手競技者に挑んでいいない限り、オフサイドポジションにいた競技者がやはりプレーに干渉するまではフラッグアップを待たなければなりません。

「ウェイト アンド シー」という状況です。

しかし、実際の試合ではオフサイドポジションにいた競技者がボールに触れる、プレーに干渉する前にオフサイドの合図をした方がいいが場合があります。

・オフサイドポジションにいた競技者のみがボールに向かい、明らかにプレーに干渉しようとしている。
・オフサイドポジションにいた競技者がボールをプレーするために相手競技者に挑んでいる。

これに加えて、オフサイドポジションにいた競技者がゴールキーパーや守備側競技者と1対1になり、接触の恐れがある場合などはプレーに干渉する前であっても、早めにフラッグアップするほうがいい場合があります。
競技者を危険な状態から回避させる・・・これは得点の機会の重視以上に重要なポイントだからです。

ボールとオフサイドのポジションにいた競技者、ゴールキーパー 守備側競技者の距離を見極め、早めの判断が必要になります。

2列目からのプレーの可能性がある場合などは難しい状態なる時がありますが、

 オフサイドポジションの競技者のみ 

という場合は「プレーの先を読む」ことが重要となります。

またこれとは別に、オフサイドポジションにいた競技者が動き出したものの、ボールに遠く及ばず、ゴールキックになりそうな時や、ゴールキーパーが安全にボールを確保できそうな場合は当然この限りではありませんので、じっくり旗を上げずにウエイトです。(オフサイドとはならない)
全くプレーに干渉できそうもない、しそうもないのに。「パッツー」とフラッグアップをしてはいけませんね。

こういう場合もですが、オフサイドにいた競技者がまだプレーに干渉しておらず、オフサイドの合図(フラッグアップ)をしないのであれば。副審は当然、タッチラインにステイ(留まって)していてはいけません。オフサイドの反則が成立するまでは今度は「ボール」がオフサイドポジションとなりますので、速やかにポジションを移動し、オフサイドの成立段階で合図をします。

以上
オフサイドの合図一つでも結構難しいものですね。いづれの場合も主審とのアイコンタクト、協調が必須です。
posted by zutto4q at 18:54| Comment(1) | オフサイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気記事
    情熱FX大陸