2011年10月29日

オフサイド 錯覚と誤審


サッカーのレフリーをやっていて、オフサイドの判定は、得点に結びつく重要なジャッジだけに、
副審を行うときには一番神経を使う。

昨日のNHK 「五感の迷宮」という番組で興味深い・・・オフサイドの判定に関しての話題が取り上げられていた。

確実にオフサイドだと思い、旗を揚げたジャッジが実はオフサイドではなかった。という場面。
それも、W杯のレフリーをやるような審判がそういう誤審をしている。

実際2006年のW杯の日本・ブラジルやアメリカ・イタリアなどは映像と見比べれると
オフサイドではない、「誤審」なのだという。

なんと2002年のW杯の25%がオフサイドは誤審だったという。
映像によると、オフサイドではない。

オフサイドで一番多いのは後方二人目の相手競技者・・(オフサイドライン)を攻撃側競技者が味方がパスをする瞬間に超えていて、プレーに干渉する。これが一番多いのだが、

この番組では、オフサイドの状況をオフサイドトラップ的に、ディフェンスラインがあがって、攻撃側競技者と交差するような場面で解説していたが、

これがなんと、オフサイドラインから、3メートルも超えてパスを受けていて、「オフサイド」を判定したプレーが、実は・・・パスが出される瞬間はギリギリオフサイドラインを超えていないことがわかった。

ほんとにこれは、確実にオフサイドだと思って、パスをだす瞬間を凝視していても、そう思った。
・・・確実にオフサイドだろ・・・・・思っていてもなのだから、参った。
オフサイドを取られた側は自分のプレーをオフサイドと思わないことから、大きなギャップが生まれるのだろう。

このオフサイドの判定での誤審の原因は・・・
これはフラッシュラグ効果といわれるものらしい。
動いているものが現実より進んで見える「フラッシュラグ効果」という現象なのだという。
目から情報が入って脳でそれを認識するまでに、0.2秒かかり、それが錯覚を呼ぶということで、人間の視覚の持つ錯覚で避けられないことらしい。

この錯覚を脳が修正する訓練を繰り返し、国際審判がしているようだ。
実際目でみると、「オフサイド」であっても、このタイミングでは「オフサイドではない」と
いうような訓練をしているようだ。

さて、
少年の試合でも相当、しっかり、オフサイドラインに位置し、見ているつもりだが、
やはり微妙に場面はけっこうある。・・・上記のことから、たぶん確実にオイフイドだと思っているものが実は「オフサイドではない」という状況が多いのではないかと思う。

だからといって・・・・・脳の錯覚があるから、これはオフサイドではないなといのも相当難題。
ビデオで撮って確認などできない、少年の試合であれば、見ている全員が錯覚をし、その錯覚を
排除した副審が「オフサイド」ではないということをすれば・・・・むしろ、これを「誤審」としかれない。

まずはこういうことがあるのだということをまず認識しておくということ。

誤審までとはいかないまでも、オフサイドライン周辺で攻撃側競技者がゴール側に移動しながら受けるパスで、「微妙だな」というのは・・・オフサイドでない場合が多いということだ。

でもそれ以上に、少なくとも、オフサイドラインの維持と、
パスされたボール競技者が触れる。干渉する時、場所に注意が失われがちだが、
パスが出される瞬間をもっと凝視すべきだということ。

それでも脳は錯覚するのだから・・・精一杯その錯覚と対峙する姿勢があれば「誤審」にはならないと思う。

・・・・・現状では、その錯覚をする、「人間」が審判をするのがサッカーなのだから。

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posted by zutto4q at 23:09| Comment(0) | オフサイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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