2012年03月10日

主審の笛の吹き方、笛を吹く時。


主審の笛の吹き方、吹く時。

このブログのタイトルが「審判の笛」なので、
やはり、検索ワードで、この笛の吹き方が一番多いようです。

審判初心者若葉マークの方などは、ガイドラインに書いてあるわけではないので、先輩に指導されるか、見よう見真似が多いでしょう。

前にも少し触れていますが、基本的な事ですから少し詳細に掲載しましょう。

キックオフと、前半終了時、後半試合終了時の3回は必ず笛を吹くときです。
キックオフの時は、手ををキックオフする攻撃側のゴール方向に手を水平よりやや上に挙げながら、強めにピーーと1.5秒程吹きます。

前半終了時はセンターマークを指しながら、ピー、ピーー。
試合終了時はまず、ピーっと1.5秒、そして、手を上にあげピーー、センターマークを指しながらちょっと長目にに、ピーーー。最後の笛をピッピーーと吹く時もあります。
試合が同点で、ペナルティーマークからのキック「PK戦」がある場合も終了時には同じように吹きます。

■ファウルの時
この3回の他に笛を吹く時はまず、ファウルの時です。
通常のファウルでは、ピーーと1.5秒くらい。
アクシデントで足が軽くかかり、つまずかせた。選手双方もよく分かっている時などは、あまり強く吹きません。ピッと短く吹くことが多いです。

ファウルが警告を出さなければならないようなプレーでは多少長目にそして、強くピーーと吹きます。続けて、警告の手続きをするためにリスタートを停止しておくために、ピーーのあとにピッピーーと吹きます。イエローカードを提示し、ブッキングが終了してから、プレー再開の笛をやはり1.5秒くらいピーーと。

■オフサイドの時
オフサイドの時も同様で、ピーーで1.5秒ですが、プレーの状況で異なります。副審の旗でプレーが停止しそうな時や、密集で得点期の時など、多少強さを変えます。

■フリーキック再開時
フーリーキックでの再開時に、少年の場合だと相手競技者は7mの距離をボールから離れなけばなりませんが、それを守らず、プレーの再開を遅らせたり、規定の距離を守らないのは本来であれば警告となるような場合にやはりプレーを停止し、規定の距離を守らせます。
まず、笛でピッピーーと「コラコラ」といった感じで、停止です。停止時に笛をフリーキックの競技者に見せ。笛でプレーが再開することを告げておきます。

そして、規定の距離を離させたあとにプレー再開の ピーーです。

余談ですが、フリーキックのポイントから壁を下げるために、私は歩測はしません。
「7mはこの距離」というのを身にしみこませています。視点を再開ポイントに置き、監視しながらバックステップでさがり壁の距離を指定します。

私が使ってる笛「モルテンのバルキーン」です。音の高低、強さがコントロールできるおすすめです。

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その他、笛が吹く機会で多いのが、
■コーナーキックなどの時インプレーになる前にペナルティーエリアなどで相手を抑えたりする。
この場合も「ダメダメ」といった感じです。ピッピッピーーとたしなめる笛の吹き方です。
もちろん、この笛でファウルにつながるようなプレーに注意を与えるためにプレーの再開を停止したのですから(コーナーキックを蹴るの止めさせる)、プレーの再開のために笛を吹きます。

■スローインやフリーキックのポイントを修正する時
これも、明らかにポイントが違う時は再開させるのをいったん停止させます。 ファウルよりは弱くピピーッ。程度でいいでしょう。

●●逆に笛を吹かない時は・・・
得点の時は競技規則上は吹きません。ローカルルールや大会規定で吹く場合がありますが、その時はピッピピー。センターマークを指しながら吹きます。

タッチライン、ゴールラインをボールが出て、アウトオブプレーになった時。これも吹きません。
古い審判の方など、その都度吹く方がいますが、まったく「無駄な笛」です。
もちろん、アウトオブプレーになって、副審がフラッグアップしているにも関わらずプレーが続いているような時は停止の笛を吹きます。 ピピッー程度です。

笛の基本的な吹き方
笛を歯で噛んで、舌も使ってはっきりした音を出します。唇だけ咥えボーっと吹くのではなく。
小学校の時のたて笛の「スタッカート」的に勢いよく吹くのです。

初心者だと、どうしても小さくか細く吹いてしましがちです。自信を持ってはっきりしたジャッジを示すつもりで笛を吹く時はピシッとです。口に笛が来たときはほぼファウルです。


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posted by zutto4q at 08:59| Comment(1) | 審判のやり方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
JFAの審判フォーラムに、「主審のシグナル―笛の使い方」が掲載されています。ここで「笛を吹く必要がない」と規定されていないのは、●次の理由でプレーを停止するとき――ゴールキック、コーナーキックまたはスローイン、得点●次の場合にプレーを再開するとき――フリーキック(適切な距離まで壁を下げたときのフリーキック)、ゴールキック、コーナーキック、スローイン。とされています。なお、「プレーの開始のために任意の笛が必要な場合、主審は、笛のシグナルまではプレー再開とならないと競技者にはっきり伝える」としています。問題は、この任意の笛で、吹いてもいいし、吹かなくてもいい場合ですね。4種の場合「笛で試合を停止した場合は笛で再開する」という教え方もされているようです。ご参考までに。
Posted by yanotty at 2012年12月27日 16:24
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