2012年10月02日

アドバンテージとプレーオン?

アドバンテージに関しての質問コメントをいただきましたので。

ザキヤマさんからのコメントを転載します。

いつも勉強のためブログを参考にさせていただいています。4級審判の新米です。さっそく質問があります。アドバンテージとプレーオン、、この違いを教えていただけますか?
私はこのブログを拝見し、攻撃側がファールを受けても依然として有利な状況にあればプレーオン、しかし数秒後にボールを守備側に奪われれば、ファールのあった位置に戻してフリーキック、、と理解してしまったのですが、あくまでプレーオンを宣告してしまった後は、元に戻すことは無いと教えられました。
プレーオンの宣言後は、元に戻さないというジャッジで正しいのでしょうか?


まず、アドバンテージとプレーオンは別々のものではありません。
「プレーオン」は主審がアドバンテージを適用したときにする合図です。
ファウルを受けた側が、継続して相手のゴールに向かってチャンスとなるような場合などにアドバンテージを適用し、それを示すために「プレーオン」と合図します。
アドバンテージの適用後に予期した、チャンスが継続しなかった場合に元になったファウルを適用することがあります。状況によりますが、数秒後までがこのロールバックできる範囲で、だいたい2,3,4秒とかだと思います。

ですから質問の、プレーオン宣言後は元に戻さない。
は間違っています。それと、「プレーオン」を少し、誤解されているのではないでしょうか。
あくまで「プレーオン」はファウルがあり、アドバンテージを適用した時の合図で、ファウルとは認めずにプレーを継続する。よく言われる「試合を流す」とは異なります。

よくある誤解は、ボールを競り合った状態などで、競技者がファウルではないプレーで転倒し、周りの競技者がファウルがあったと感じ、一瞬プレーを停止した。
主審はプレーを続けさせるために、「プレーオン」と合図


上記は典型的な誤解、間違いです。

ファウルが起きてないのですから、アドバンテージではないので「プレーオン」という合図は間違ってます。ファウルを認めた事になり、アドバンテージを適用したとされるからです。
こういう場合は少年などの試合では多いので、主審はあえて合図をするとすれば、
「そのまま、続けて」など声をかけます。

ファウルが起きた。アドバンテージを適用した、それを示すために「プレーオン」と宣言する。これが基本で、アドバンテージ適用後に元のファウルを罰する状況になったならば、ロールバックも場合によっては行う。これが基本です。

警告に値するファウルでのアドバンテージを適用する場合や、ペナルティーエリア内など、ちょっと難しい局面でのアドバンテージについてはまた別エントリーで書こうと思います。

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posted by zutto4q at 10:00| Comment(7) | 審判のやり方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも大変参考にさせていただいております。
こちらのブログを参考にレフリングをするとリスペクトして頂けるのがひしひしと感じます。この場を借りて本当にありがとうございます。

 さて、私は4級で次男の笛を吹いてる者ですが
 この間 3種の長男の高円宮杯で実際に起こった事例です

 部活で頑張る長男はY県から関東大会に進めるチームに所属しております
 そんなチームでいきなり2回戦強豪のクラブチームと対戦しました、
 残り15分で3対4と緊迫する試合の中での出来事でした
 相手の選手が足をつり(接触ではありません)二人倒れていましたが、
 主審はそれを確認したまま笛は鳴らずに 中盤での攻防の中 長男チームの中盤から最終ラインの裏に素晴らしいボールが
  エースストライカーとキーパーの一対一の状況で 長い笛 

 うん?オフサイド?と会場全体が思いましたが 旗も上がっておらず
 主審は既に立ちあがっている選手の元へ
 倒れていたために 吹いた笛のようでした・・・
 会場は騒然となり その後は 双方のベンチから笛の度にブーイングが鳴るような試合に・・・
 会場の99.9%が誤審・・・というようなジャッジでした
 主審の方はこの間までスポーツ少年団の父兄コーチでたまたま 3種を吹いた方でした。

 そこでご意見を頂きたいのは・・・
 小学生を普段吹いている方は 中学生を吹くのやはり難しいのでしょうか?
 また、上記のような 明らかに誤審と思える試合で中学サッカー生活を終えた子供たちに 主審に誤ってもらいたかった というのが率直な親の意見です
 明らかな誤審についても 審判は謝れないのでしょうか?
 人間ですので誤りはつきものですし、それもフットボールというのは思うところですが・・・そこでの謝罪は子供たちのためになるような気がするのですが、やはり審判は謝ってはいけないのでしょうか?

 大変難しい質問だとは思いますが、個人的なご意見で結構です 
 お話を頂ければと思います よろしくお願いいたします。
 
Posted by suposyoupapa at 2012年10月03日 22:27
suposyoupapaさんコメントありがとうございます。
誤審。カテゴリーや級に関係なくサッカーの課題でもあることだと思います。
その頻度をできる限り抑えることがどのステージの審判でも必要ですね。
試合中に間違ったジャッジをした場合でも、取り返しがつく場合もあります。
誤審のまま試合が終了してしまった。こういう時に審判のとるべき態度は。…………
自分の否を認める。間違ってしまったジャッジを受け入れる。私はそうありたいと思っています。そのジャッジによって、今回のように勝敗への影響がある場合であっても。
選手に謝るというアクションをするかもしれません。そして、それでも選手にはその結果を受け入れてもらうべきなのがサッカーですから。
かつて国際審判だった吉田寿光さんなどは、W杯アジア最終予選での誤審で、審判を辞める決意のもと自分の誤審を受け入れていました。唯一FIFAが再試合をさせてしまったことには疑問がありますが。
4種にしても、3種でも、自分の誤審を受け入れる形として、公式戦で報告書があるのであれば状況を記載する必要もあるでしょう。それによって、審判への懲戒もあるかもしれません。でもそれは当然であって、審判は何人も罰せられないという事にはならないと思います。
試合の結果がそれによって変わる事はありません。上記の吉田さんのケースはある意味ではFIFAのあってはならない間違った裁定だったのではないでしょうか。
サッカーの結果は主審のジャッジがすべて。しかし、審判は絶対ではない。
どう行動すべきか、その人の判断。たとえ、4種や3種、4級、3級とかでも審判を真剣に取り組むのであれば必然ととるべき行動も見えてくるのではないでしょうか。
Posted by zutto4q at 2012年10月04日 20:46
子供の練習に付き合い始めて、4級審判となったものです。
先日、子供の試合(小学生)の時に発生したケースを元に質問させてください。
攻撃側の選手がペナルティエリアにドリブルで侵入し、
守備側の選手がディフェンス対応していました。
その時、守備側の選手が転倒しボールを抱え込む形となってしまいました。
審判の判定は、ハンドを取り、PKとなりました。
この時のジャッジに不服があるのではなく、安全上どうなのかと思います。
転倒したままプレー続行すれば、ボールをめぐって顔面近くでの蹴り合いになります。
転倒した子供としては、顔を守るためにブロックしたと思われますが、その判定がハンドなのか?
それを回避するには、中断してドロップボールでの再開が妥当なのかと考えます。
状況を説明するのが難しいのですが、こういった場合の適切な対応をご教授いただければ幸いです。
Posted by 松ヶ迫 剛 at 2012年10月05日 12:09
場違いのコメントにもかかわらずお返事ありがとうございました。
 大げさに言えば 青春の全てをかけている選手達に 
 ミスジャッジを認めた上での謝罪 出来るかどうかは別にして 
 心がけたいと思います
 しかし、そのミスジャッジを受けれてもらうのもフットボール
 そんな嫌な思いをさせないよう どんな試合でも 気持ちを込めて
 ジャッジしたいと思います
 また よろしくお願いいたします。
Posted by suposyoupapa at 2012年10月08日 18:23
松ヶ迫さん コメントありがとうございます。
返信遅れてすいません。
これもその場面の状況はなかなか判断しずらいですが、主審が松ヶ迫さんのように見たのであれば、むしろ、転倒者の顔面近くでの蹴りあいを・・・危険なプレーと見るべきではと思います。ドロップボールは反則などがなく、規定された理由によらずに、プレーを停止する必要があると判断した時。普通は負傷の可能性がある状況が発生し、プレーの停止が必要なときですが、少年の試合で上記のような危険がおよぶことが明確であれば、プレーを停止することも主審の判断としては間違ってはいないと思います。(ちなみにガイドラインで負傷が軽いと判断した時はプレーを継続するとなってますが・・・)
Posted by zutto4Q at 2012年10月09日 15:12
早速の回答ありがとうございます。
4級審判を取得して、まだ半年ですが、少しでも審判経験を積もうと思っています。ブログでもありましたが、ルールを子供達と一緒に勉強する事は、とても大切だと思います。子供が3年生になり、オフサイドルールが適用され、プレーに戸惑った時期がありましたが、一緒に勉強してきました。その分、テレビ観戦でも見る幅が広がってきたようです。
このブログを楽しみにしています。また、困った時は相談させて下さい。
ありがとうございました。
Posted by 松ヶ迫 at 2012年10月09日 17:17
「アドバンテージとプレイオンの違い」について、早速ご回答いただきながら、自身の仕事の都合でなかなかブログを拝見する時間がなく、お礼の返信が遅くなりました。改めてご回答ありがとうございました。
早速今度の休日に、所属する少年団のコーチ(審判の先輩)と再確認したいと思います。
今後も本ブログを教本にして、レフリング技術の向上に努めたいと思います。
Posted by ザキヤマ at 2012年10月11日 22:39
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