2014年10月28日

オフサイドと「意図的なプレー」

ご質問に関しての回答をエントリーとして掲載します。


いつも参考にさせていただいております。

少学生サッカーの保護者審判をしていますが、解らないことがあり質問させてください。

ブログの内容とはかけ離れますが…

先日紅白試合をしたときの事

サイドラインからボールが出て、スローイング再開したとき攻撃側が、オフサイドポジションにいる見方競技者にスローインでインプレーにしました。

これはオフサイドの適用ではないのはわかりますが、

スローインされたボールを守備側がヘディングで阻止しようとジャンプしボールにあたまが当たり結果オフサイドポジションに居た攻撃側がボールを再度支配できました。

ルールブックにはスローインやコーナーキックやゴールキックは直接渡ればオフサイドにはならないと書かれていますが、意図していない間接はオフサイドだと解釈でよろしいのでしょうか?

もし今回の例がオフサイドならコーナーやゴールキックも間接ならオフサイド適用と思います。

間違ってますでしょうか?


ご質問内容ですが、これは守備側競技者のプレーがポイントになります。

攻撃側競技者がスローインにしろ、CK,GKを味方である攻撃側競技者が間接的にプレーして、オフサイドポジションの競技者にボールが行きプレーに干渉すれば、もちろん「オフサイド」となります。

今回はこれが守備側競技者のヘディングであったわけです。


質問内容で重要なのは、直接か間接かということ以上に、守備側競技者が「意図的にプレー」したかどうかです。

これは、昨年に競技規則が変更された、「その位置にいて利益を得る」の解釈・注釈と関係します。

もともとスローインは直接のプレーであれば、オフサイドではありませんが、通常のパスの場合などで、守備側競技者が「意図したプレーではなく、ただ触れただけとか」でオフサイドポジションの競技者にボールが渡った場合などは「オフサイド」となりますね。これは当然ですが。

しかし、守備側競技者が「意図的ににプレー」したボールがオフサイドポジションにいた、攻撃側競技者に渡った場合はオフサイドとはならなくなったのです。

ですので・・・・

今回の場合スローインですが、 守備側競技者がヘディングという「意図したプレー」を行った結果ですので、オフサイドとはなりません。 前出のようにパスでも同様です。 ヘディングはほとんど「意図」しない限りありえませんので「意図したプレー」と扱います。


ゴール前でGKやDFが、シュートを防ぐため「セーブ」した場合は従来どうりオフサイドというのが紛らわしいのですが、その他のミスキックなども含め「意図したプレー」であればオフサイドにならないと言うことを認識してください。ボールが至近距離で当たったり、かすっただけというのは当然「意図したプレー」にはなりませんので注意してください。


先週も実はパスのプレーですが、中学の試合で、上記のプレーがあり、副審がフラッグアップしてしまい、合図で降ろさせたのですが守備側競技者は「オフサイド」と判断し、笛が吹かれないのに自分で判断し、プレーを中断。ペナルティーエリアでボールを手で触ってしましました。・・・・・副審のフラッグアップが招いたアクシデント的ですが、PKとなりました。

実は試合前にこれは打ち合わせしていたのですが、それでもオフサイドラインを意識して、オフサイドポジションにいる競技者にボールが行くと、とっさに「オフサイド」という見方をしまい、フラッグアップしてしまったようです。

その位置にいて利益を得るの解釈「意図的にプレー」は4種、4級ですと、まだ、十分な機会がなく、認識されていないことが多いので、注意が必要です。

SC_web_cr.png


以下追記しましたーーーーーーーーーーーーーー

スローインのオフサイドに関することと、その位置にいて利益を得るの「意図的プレー」除外ケースを同時に展開してしまったので混乱させてしまったかもしれません。 すいません。

もう少し整理して、追記で処理しました。


守備側競技者、味方競技者が競りあった状態かどうか、やプレーの距離間、争点の状態にもよりますが、非常に距離が近い状態などであれば、大概スローインを直接受けたと見て「オフサイドではない」に。


スローインが行われ、意図した守備側のプレーによりオフサイドポジションの攻撃側競技者(例えばもっと典型的にすればスローンした場所にいる味方競技者でなく遠い位置にいたオプサイドポジションの競技者)であれば、直接ではないが、守備側が意図的にプレーしたことにより、利益を得たとはならず、「オフサイドではない」。

と解釈をとると思います。


スローインが行われ、守備側に偶然、触れたのであれば、触れ方にもより解釈が違ってくると思いますが、

・スローインを直接受けた状態として判断するとして、「オフサイドではない」

・スローインが守備側に当たった段階でスローインとしてのプレーは終了するが、オフサイドポジションにいた競技者は守備側競技者からのボールを受けたので「オフサイドではない」(味方競技者からではない)


要はいづれの場合も「オフサイドではない」という解釈に。


ただ直接スローインを受けたとは言えない距離感や状況であれば、もちろんオフサイドとなる場合もあります。通常の「その位置にいて利益を得る」の適用です。

たとえば。

1.スローインしたボールがポストやクロスバーにあたり跳ね返ったきたボールをプレーする。

2.スローインしたボールをGKが「セーブ」し、その跳ね返ったボールをプレーする。


ただ2.は微妙、スローインは直接ゴールに入っても得点とはならず、ゴールキックとなることから、スローインを「セーブ」するという解釈をするか?どいうか? 

スローインのゴールはなく「セーブ」はない。を前提で、次の素早い攻撃のためにGKが弾いたとしたら??

意図したプレーとして 「オフサイドではない」と判断される場合もあるのではと思われます。


これも・あくまで、直接スローインを受けたとは言えない距離感や状況であるというのが前提ですから。


まあ、普通の「スローイン」にオフサイドはないのケースが大半だということでいかがでしょうか。







posted by zutto4q at 12:28| Comment(20) | オフサイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スローインした時点でオフサイドでないものが、意図的か意図的でないかは別として、守備側競技者が触れたことによってオフサイドになるのはおかしいと思います。
Posted by black at 2014年10月29日 06:48
ですから、スローインはなおの事、オフサイドにはならないと言うことです。
Posted by at 2014年10月29日 08:55
blackさん、コメントありがとうございます。
あくまで、スローインやゴールキックなどはオフサイドポジションにいる競技者がの「直接」ボールを受けた時、オフサイドとはなりません。
今回は直接ではないですが、守備側が意図的にプレーした事で、直接ではなくなっても、オフサイドにはならないということです。
Posted by 管理人 at 2014年10月29日 09:18
初コメントにて失礼します。
意図的でないならば、たとえば、スローインしたボールが「守備側の背中」に偶然当たって跳ね返り、それがオフサイドポジションにいた攻撃側に渡って、プレーした場合、オフサイドになるということですか?
Posted by もちの助 at 2014年10月30日 22:31
>その位置にいて利益を得るの解釈「意図的にプレー」は4種、4級ですと、まだ、十分な機会がなく、認識されていないことが多いので、注意が必要です。

私も少年(低学年なので1人審判)の審判をしますが、これは本当に困ります。
公式戦でも「守備側が意図的ににプレー」したにも関わらず、オフサイドをとるケースをよく見かけます。

特に小学校低学年では「ド派手なオフサイド」がよくありますが、そういう時にどう判断すればいいのか悩んでます。


完全にオフサイドポジションにいる選手にパス→守備側選手がカットしようとして足で触る→パスコースが変わるがオフサイドポジションにいる選手にボールが渡る

先日練習試合でこんなケースがあって、私はオフサイドを取りませんでした。
で、味方ベンチから「今のオフサイドだよー!」と何度も選手に声がけが・・。
後でコーチに説明したんですが「あーなんか変わったんだよね、でもああいうのは選手の為にならないかオフサイド取った方がいいんじゃないかな?」と言われました。

正直「でもルールだしな」と思いましたが。。
でも確かに明らかにオフサイドポジションにいるし、守備側選手はカットしようと余計な事をしてしまった結果、致命的に不利な状況になるわけで。。

しかも「意図的ルール」があんまり浸透していない気がして、どうジャッジすればいいか悩んでます。
Posted by sck at 2014年10月31日 09:00
もちの助さん。おっしゃってる疑問は確かにですが。
通常、その位置にいて利益を得る・意図したプレー、意図しないプレーであれば、投稿のような判断です。
それがスローインだったということで、競技規則スローインの「直接」というのがあいまいなままだからですね。

もう少し整理して、追記で処理しました。よろしくお願いします。
Posted by 管理人 at 2014年10月31日 14:36
sckさん>ルールはなかなか浸透してないですね。自分はフレンドリーなら「今はタイミングオフサイドだったよ」って教えてあげます。普通の試合なら子供っちに教えるのは監督さんコーチの役目だと思います。審判はルール適用するのみと思います。腕の使い方は周りのチーム含め厳しく適用したら、笛だらけになるので微妙です。
Posted by black at 2014年10月31日 19:18
blackさん そうですね。
審判は基本競技規則を的確に適用すべきですね。だから、4種や3種などでは練習試合で適当(いい加減)な審判をしてはいけないと思います。練習試合だからこそ、これはオフサイド、これは警告、これは退場だよ。と。そうすることで学習し、大事な公式戦などで、同じミスや過ちを犯さないのですから。選手、指導者もルールを常に学習、遵守すべきですね。
投稿にあった、中学生の試合のケースでは試合後顧問の指導者の方にルール適用の説明をした上で、生徒さんに教えて上げてくださいとお話した次第です。
Posted by 管理人 at 2014年10月31日 19:46
Posted by 経験浅い審判 at 2014年11月01日 12:49
お忙しい中ありがとございます。

質問者です。

追記の方も読ませていただきました。

ボールを奪おうとする行為=故意になる

という解釈ですね。

これはスローイン、GK、CK、見方側競技者からのパス、も適用でオフサイドはなくなりますね。

上記は次からは間違えずに判断できそうです有り難うございます。
Posted by 経験浅い審判 at 2014年11月01日 13:08
連投失礼します。

競技規則が浸透しない愚痴。

自分は学生時代はサッカーに全く携わりがなく座学でルールを覚え教本を見て審判を少しずつ覚えています。

審判は冷遇を受けていると思います。

少年団から審判取得要請が来て協力しようと取得したら審判教育的なものは無く練習で慣れろとか、、、

審判がルール把握できていない状態で公式戦に駆り出されベンチ側から酷い罵声。

やる気を喪失しルールを覚える前に辞めていく。
ルールの浸透制に歯止めをかけているのは間違いなく協会がルールの明確化をしない(できない)からでしょうね。

偉そうに愚痴りました。

自分は年長の子供がサッカーに携わっていて
年中、年少のお父さんたちに少しでもルールを教えれて行きたいと思います。

これからも経験談を楽しみにしています。





Posted by 経験浅い審判 at 2014年11月01日 13:36
罵声はいけません。退席処分です。審判が4級であれば誤審でも受け入れる必要があります。特に8人制はいきなり主審。若葉マークでも全て一人でこなさなければいけないので絶対無理です。
審判ができることはなるべく近くで見ること、毅然とした態度でいること。
その上でひどいときは注意して、大会本部に相談すべきだと思います。
自分も苦しんでますが、ひどいクレームはうけたことはないです。
Posted by black at 2014年11月01日 23:52
自分も初めての試合は公式戦8人制主審でした。ルールはここのブログや他のブログはじから呼んで覚えました。
自分のもっている知識を惜しげもなく出してくれる先達に感謝しながら、サッカー界盛り上げて行きましょう!
Posted by black at 2014年11月02日 00:02
スローインやゴールキックをオフサイドではない攻撃側選手が意図的に「スルー」してオフサイドポジションにいる攻撃選手に渡ったら、オフサイドになりますか?
Posted by ちゃまち at 2014年11月07日 13:51
上記の「スルー」には守備側選手がプレーできないように、攻撃側選手が体でブロックするようなスルーも含めます。
Posted by ちゃまち at 2014年11月07日 13:53
こちらの記事を読ませて頂き疑問を感じましたのでコメントさせて頂きます。
「オフサイドポジションにいて利益を得る」の適用で1,2の場合の跳ね返りをプレーしてオフサイドになる場合があるのでしょうか?
スローイン、ゴールキックから味方が触れてない状況でオフサイドですか?
Posted by 通りすがり at 2014年11月18日 12:12
ちゃまちさん。 通りすがりさん。コメントありがとうございます。
いづれの場合も「追記」を読んでいただければわかると思いますが、スローインを直接受けた場合はもちろんオフサイドにはなりませんし、直接でなくても、守備側の意図したプレーによってその位置にいて利益を得たとはならないことから、「オフサイドとはならない」となります。
Posted by 管理員 at 2014年11月18日 12:26
ご説明頂きありがとうございます。
私はゴールキック、スローインからのポスト、バーからの跳ね返りはオフサイドではないと思っておりました。当然キーパーからの際も。
Posted by 通りすがり at 2014年11月18日 19:20
ディフェンスに当たってオフサイドになるのは、直接プレーしたとみなされるからオフサイドになると思います。
ので、スローインやゴールキックはディフェンスがさわろうがさわるまいがオフサイドはないと思います。
コーナーキックはさらにですよね。
ディフェンスに当たったかでオフサイド判定変わることはないと思います。
Posted by black at 2014年11月20日 07:06
いつも拝見して勉強させて貰っています。
上記のオフサイドの適用を間違ってやっておりました。 気づく機会を与えて頂き感謝します。

所で、自分が主審を担当した5人制1年生の試合でこんなプレーがありました。
1.オフサイドポジションにいるフォワードが味方からのロングキックでゴール前まで出たボールを追う。
2.キーパーはフォワードが近づいてきた(キーパとの距離が2メートル程度の距離で停止)ので前に出て掴もうとするが取りきれずコーナーキックに。

これはオフサイドの適用になりますか?
無知なためご教示いただけると幸いです。
Posted by 宮崎の新米 at 2015年03月27日 09:44
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