2016年09月05日

選手の「不調」による交代

コメントを頂いたので、その話題を元に記事を書いてみましょう。

今回は 選手の「不調」に関してです。 まだまだ暑い日も続き・・・
負傷とは言わないまでも、「熱中症気味」のことはありまし、 WBGT計で管理は必須ですが、
主審やベンチの認識として、準備は必要だと思います。 主審苦手さんからの質問です。

はじめまして。

8人制サッカーで、どちらが正しいのか不明なので教えてください。


選手が自主的に吐き気を申告してきた場合、インプレー中であってもゲームを一時止めるべきでしょうか。それとも自由交代なので所属チームに任せるべきでしょうか。


私がとった行動は以下。(8人制で2人審判の主審という立場)

試合をとめず、所属チームに選手の交代を合図し、選手をタッチライン際に誘導。所属チームが認識したので選手にピッチ外に出ても良いと話しました。


理由は自由交代であること、選手が自分で歩けたこと です。


この行動に対して試合を止めるように所属チームの監督からクレームが入りました。


よろしくお願い致します


回答


選手の「吐き気」の状況次第だと思います。これが判断の重要なところで。

試合が少年の試合で、私であればという前提で。 8人制とい試合の場合の対処です


「負傷」・・・・「出血」では有無を言わせず、フィールドに出すですが。「選手の不調」での対応です。


競技者が普通に言葉を発している、顔色、歩調なども鑑みて、通常の交代が可能かを判断します。


一番軽いケースであれば、ベンチに声を駆け、インプレーのまま、交代ゾーンから交代することを促す。


二番目 ちょっと心配 本人意志を確認 インプレーのまま フィールドの外に出す事を許す。

・・・このあとは本人・ベンチの判断で交代の処理を行う。(交代がない場合もある)


三番目 かなり重篤 すぐに吐いてしまいそう、顔色、歩調が悪く 歩くのは無理。

・・・プレーを中断し、アウトオブプレーにして、選手を動かさせずに、スタッフを入れ、フィールドの外に出して対処することを促す。(かなりの確率で交代になる)


実際は1番目のケースが多いと思われますが、三番目は 選手・ベンチスタッフの試合前の体調管理にも問題がある場合があるのではないでしょうか?「不調なまま」試合に望む危険を疎かにしてます。1日の間で 2試合目 3試合目とかで発生しがちな現象です。


ファウルとは関係の無い競技者自体に発生した「肉離れ」「捻挫」などもふくめた「不調」も同様に その重篤度合いに合わせて対応して行く必要はあるでしょう。


ただ、少年の試合であれば、試合の流れや、展開、ボール争点の状況で、アウトオブプレーで停止が可能であれば、「早期」の予防的対応ということで早めのケアをして挙げるという配慮も必要だと思います。


競技規則の引用と対応にかんする関連箇所はここです。


第5条

1. 主審の権限 各試合は、その試合に関して競技規則を施行する一切の権限を持つ主審によってコント ロールされる。

2. 主審の決定 決定は、主審が競技規則および“サッカー競技の精神”に従ってその能力の最大を尽くし て下し、適切な措置をとるために競技規則の枠組の範囲で与えられた裁量権を有する主 審の見解に基づくものである。 




以上でいかがでしょう「主審苦手」さん の対処は決してクレームのレベルではないと思います。

posted by zutto4q at 10:51| Comment(2) | 競技規則に書いてある | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
管理人様

この場合、選手の安全もそうですが、なにより申告した選手の状況を判断するためにはプレーを停止するのが良いのではないでしょうか?
でジャッジしながら申告した選手の状況を見る、一、二番目の判断、対応をするのは難しい気がします。

私は選手にボールが当たった時などは、ジャッジしながらその選手の様子を見たりはしますが。

後、経験談としては、以下の経験があります。

主審の時、強烈なボールが選手の顔面にあたり、選手はうずくまる。
ジャッジしながら声をかけたが、判断が難しい・・。
直後にボールが当たった選手のチームが攻撃のチャンスを迎えて相手ゴールに向かっている・・。
うーーん、その選手は大丈夫(自チームのチャンスでもあるし)と判断しプレー続行で争点に向かってダッシュ。
点は入りませんでしたし、アウトオブプレーになった後すぐに振り返ったらボールが当たった選手も立ち上がってました。泣いてましたが。。
声をかけたら大丈夫との事。
止めるべきだったか今でも悩ましいです。



主審の時に選手から鼻血の申告→すぐ止めて止血の為に出す。


副審の時に、近くの選手が苦しそうにしていて主審は遠いサイドで気付かない。
選手に外から大丈夫?と声をかけたけど微妙・・。
5秒くらい声をかけて迷っていたら、近くにいたそのチームの応援保護者から過呼吸じゃないか?との声が聞こえたので即座に主審を大声で呼んだ。
結果的に外に出たらその選手は落ち着きました。
副審で遠いサイドでインプレー中だったので具合の悪そうな選手に集中できましたが、判断が難しかったです。
主審がプレーを止めて選手の所にかけよる間、外で待ってましたが、にピッチ入って様子を見ればよかったと反省。

Posted by sck at 2016年09月06日 16:41
SCKさん
コメントありがとうございます。

基本は選手の状況把握(出血や頭を打つ等の危険な状態(重篤度))と試合の流れ、展開の双方によってですね。 回答はそういう意味で、競技者の状況を的確に把握するというのが前提です。
したがって、状況は多様で、何がなんでもインプレー 又はアウトオブプレーではないと思います。競技者の状態をいち早く把握し、試合の流れによって 一時中断(笛によるアウトオブプレー)、等コントロールする。というニュアンスです。
相手チームであっても、チャンスを迎えそうな時、得点の機会が近いとかであれば、負傷状況を気にししながら、インプレーを優先する場合もあります。
・・・・主審の裁量によってなので、一律の「答え」ではないということです。
回答やSKCさんのコメントを引き出しの一つとすることで、試合のコントールにつながると思います。よとしくお願いいたします。
Posted by at 2016年09月06日 18:35
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